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【陸上】福部真子、12秒99で布勢スプリントV 今季から新ユニ着用の理由は「外腹斜筋」

2024年06月02日 14:55

陸上

【陸上】福部真子、12秒99で布勢スプリントV 今季から新ユニ着用の理由は「外腹斜筋」
決勝を終え、一緒に走った選手の好記録を喜ぶ福部 Photo By スポニチ
 【陸上・布勢スプリント ( 2024年6月2日    鳥取市・ヤマタスポーツパーク陸上競技場 )】 女子100メートル障害決勝が行われ、日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)が12秒99をマークして2年ぶり2度目の優勝を飾った。コンディションは追い風1・9メートル。パリ五輪の参加標準記録(12秒77)はクリアはできなかった。
 号砲が鳴って「(途中で)つまずいた感じがあった」と言いながらも、唯一の12秒台を記録し「意地を出しました」と笑った福部。パリ五輪代表をかけた27日開幕の日本選手権(新潟)へ「チャレンジャーとして臨んで、パリ五輪の切符を獲れるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 福部が持つ日本記録は22年にマークした12秒73。だが、昨季は日本選手権で4位にとどまり、世界選手権出場を逃した。その日本選手権決勝では、レース直後の電光掲示板に一度は優勝と表示されるミスがあり、波紋を呼んだ。

 そこから再スタートを切った福部は今季、上下がつながった水着のようなユニホームを着用している。その理由は「外腹斜筋」にあった。

 「セパレートだと、外腹斜筋への直刺激が強すぎて…。スタートの時に外腹斜に乗り込んだまま走るのが私のスタイルなので、そこに刺激があると感覚が鈍ったりする。このセパレートじゃないタイプだと締め付けがないので」

 新たな“相棒”とともに花の都を目指す。

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