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元小結・大潮の波多野兼二さん、76歳で死去 出場最多1891回出場 5月に体調急変

2024年06月02日 04:20

相撲

元小結・大潮の波多野兼二さん、76歳で死去 出場最多1891回出場 5月に体調急変
 波多野兼二さん Photo By 共同
 大相撲で通算1891回出場の史上1位記録を持つ元小結・大潮で、先代式秀親方の波多野兼二(はたの・けんじ)さんが死去したことが1日、日本相撲協会関係者の話で分かった。76歳だった。北九州市出身。死因など詳細は不明。5月下旬に体調が急変したという。
 1962年初場所に時津風部屋で初土俵を踏み、69年九州場所で新十両、71年秋場所で新入幕を果たした。昭和以降最多の幕内昇進13度、戦後最年長の39歳5カ月での再十両も記録。40歳の88年初場所まで現役を続け、史上4位の通算964勝を挙げた。左差しの速攻で幕内在位は51場所。敢闘賞1回、技能賞1回。

 92年4月に茨城県龍ケ崎市に式秀部屋を創設。13年1月に相撲協会を65歳で定年退職し、現在の式秀親方(元幕内・北桜)に部屋を継承した。

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