夏場所全休の朝乃山「順調に回復している」右膝のケガから完全復活目指し「出るからには優勝を」

2024年06月02日 07:10

相撲

夏場所全休の朝乃山「順調に回復している」右膝のケガから完全復活目指し「出るからには優勝を」
<石浦引退相撲>右膝に分厚いテーピングを施して取組に参加した朝乃山(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 昨年6月に現役を引退した元幕内・石浦の間垣親方(34)の引退相撲が1日、東京・両国国技館で行われた。右膝のケガで夏場所を全休した小結・朝乃山(30=高砂部屋)も参加し、右膝に分厚いテーピングを施して取組も行った。
 朝乃山は4月25日の春巡業木更津場所で右膝関節内側側副靱帯損傷のケガ。全治3週間と診断され、3年ぶりに三役復帰を果たした夏場所は無念の休場となった。名古屋場所(7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)は再び平幕下位へ番付を下げる。「まだまだ相撲人生は長いので、しっかり治して上に行きたい」と再起を誓った。

 痛めた膝については「順調に回復してます」と明るい兆し。四股などの基礎運動は違和感なくこなせるようになり「まだ相撲は取ってない。ここから徐々に上げていきたい」と話した。

 休場中は夏場所をテレビで観戦。「悔しい気持ちもありましたし、土俵の上で戦いたい気持ちにもなった」という。史上最速優勝を果たした小結・大の里(23=二所ノ関部屋)については「本場所で当たったことないので当たってみたい。若い子が上に来ると負けたくない気持ちはあります」と対抗心を燃やした。

 夏場所は強行出場する選択肢もあったが「名古屋場所出るために全休した」と無理せずしっかり治すことを選択。“準ご当所”の名古屋場所への出場は問題ないようで「出るからには優勝を目指していかないと」と完全復活を誓った。

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