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男子ハーフは大沢駿が初優勝 女子ハーフは本間未来が“3冠” 果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン

2024年06月02日 13:53

マラソン

男子ハーフは大沢駿が初優勝 女子ハーフは本間未来が“3冠” 果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン
<第21回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会>ハーフマラソン女子の部で総合優勝した本間未来さん、ハーフマラソン男子の部で総合優勝した大沢駿さん(撮影・大城 有生希)  Photo By スポニチ
 スポニチ後援「第21回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会」は2日、山形県東根市の陸上自衛隊神町駐屯地を発着するコースに8426人がエントリーして行われた。
 メーンのハーフマラソン(21・0975キロ)では、男子は大沢駿(26=山形市役所)が1時間6分34秒で、同女子は本間未来(28=北村山陸協)が1時間20分14秒で、いずれも初の総合優勝を飾った。

 終盤までもつれる展開となった男子は、大会初出場の大沢が「ロングスパートでは逃げ切れないので、残り1、2キロで仕掛ける」というイメージ通りの走りで制した。

 山形中央高から進んだ東洋大では箱根駅伝に2度出場。現在は山形市役所で主に駅伝を中心に走っている。昨年は山形市役所の先輩である森谷修平が優勝。今年は先輩が出ないと聞き「自分が森谷さんの代わりに」と大会に初挑戦。コースの特徴などをアドバイスしてもらい、見事にチームの連覇につなげた。

 本間は地元東根市出身で、16年の5キロ、19年の10キロの優勝に続き“3冠”を達成した。左アキレス腱炎で1カ月走れない時期があったが「最低限の仕上げ」で臨み、1キロすぎから独走。「たくさんの声援に感謝」と地元の応援を力に変えた。

 山形城北高から実業団に進んだがケガのため2年で引退。地元に戻ってしばらくしてから、ダイエットを兼ねて再び走り始めると、めきめきと記録が伸びていった。2月の福島・いわきサンシャインマラソンでは2時間41分38秒で連覇を果たし、山形県の女子マラソン記録を20年ぶりに塗り替えた。「次は2時間40分を切りたい」と自身の記録更新を視野に入れた。

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