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全米女子OP 日本勢は史上最多14人が決勝R進出!笹生優花は3位後退も首位まで3打差の好位置

2024年06月02日 02:30

ゴルフ

全米女子OP 日本勢は史上最多14人が決勝R進出!笹生優花は3位後退も首位まで3打差の好位置
3位に後退も首位と3打差につける笹生優花(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第2日 ( 2024年5月31日    米ペンシルベニア州 ランカスターCC=6629ヤード、パー70 )】 15位から出た渋野日向子(25=サントリー)が3バーディー、3ボギーの70で回り、通算1オーバーの5位に浮上した。今季は4戦連続で予選落ちするなど苦しんできた中、大舞台で勝負強さを発揮。大会4年ぶりに予選通過を果たした。日本勢は史上最多となる14人が決勝ラウンドへ進出。単独首位から出た笹生優花(22=フリー)は通算1アンダーで3位に後退したものの、首位とは3打差と好位置をキープした。
【笹生3位後退も「楽しんで」】
 ○…首位発進の笹生は序盤でスコアを落としたが、後半は安定したプレーで71にまとめた。「ミスしたところではリカバリーできたので良かった」と納得の表情だった。前半の11、12番で連続ボギーが先行。それでも後半はシビアなパーパットを沈めながら、2番で2メートルを沈めて取り戻した。首位とは3打差で臨む決勝ラウンド。21年大会の覇者は、「楽しんで一打一打に集中して頑張りたい」と言い聞かせた。

【千怜難コースに苦戦も71】
 ○…岩井千は首位と5打差の好位置で決勝ラウンドを迎える。2番でバーディーが先行するも、6番で池に入れてしまいダブルボギー。難コースに苦戦しながらも71でまとめ「よく休養して体力温存できた分、集中できた」と胸を張った。昨年は予選落ちとなった姉・明愛も今年は34位でツインズともに予選突破。第3ラウンドは小祝と同組となり「日本人選手が全員上位で上がれるように、私もついていけるように頑張りたい」と力強く言った。

【小祝チップインイーグル】
 ○…小祝は69をマークし、5位に浮上した。13番パー5では、残り15ヤードの3打目を直接カップに放り込みチップインイーグル。午後の遅いスタートで観客も減り、わずかな拍手だけだったが「(こっちは)反応が薄くて。でも凄いそれが好き。大きな音は心臓がびっくりする」と、日本とは違うギャラリーの静かな反応が心地よい様子。好位置で迎える決勝ラウンドに向けて「アンダーパーを目標にプレーしていきたい」と冷静に見据えた。

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