遼３連続バーディ発進　最終メジャー全米プロ開幕

2012年08月10日 06:00

ゴルフ

遼３連続バーディ発進　最終メジャー全米プロ開幕 — １０番、バーディーパットを決めた石川

ＵＳＰＧＡツアー全米プロ選手権第１日

（8月9日米サウスカロライナ州キアワ島　キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース＝７６７６ヤード、パー７２）
　今季メジャー最終戦が９日、米サウスカロライナ州のキアワ島ゴルフリゾートで開幕した。メジャー６試合ぶりの決勝進出へ石川遼（２０＝パナソニック）は１０番スタートで３連続バーディーを奪うなど、７バーディー、４ボギーの３アンダーの３アンダーとした。インから出た谷口徹（４４＝フリー）は２バーディー、１ダブルボギーのイーブンパー。日本からは藤田寛之（４３＝葛城ＧＣ）も出場する。

　石川が幸先良いスタートを切った。１０番は１Ｗでフェアウエーに運ぶと、２打目をピンの手前２・５メートルにつけてバーディー。１１番パー５は３打目を４メートルまで寄せ、１２番では３メートルを沈め３連続バーディーを奪った。その後、２ボギーも後半の１番から連続バーディーを奪い返すなど良いリズムで回った。

　初日はインスタート。インはアウトに比べて約２００ヤードも距離が長く、池絡みのホールも多いため難度が高い。「インは難しい。自分の技量の範囲でしっかりと攻めていくことが大事」と語っていた。

　胸の中には日の丸を秘めている。ゴルフは４年後のリオデジャネイロ五輪から復活するとあって、ロンドン五輪からも大いに刺激を受けている。「日本は五輪で盛り上がっていると思うけど、ゴルフも一つのスポーツとして、盛り上げていけるよう頑張りたい」と意気込んで初日に臨んだ。