「力を確かめる」と16歳・高梨 有力選手が抱負

2012年11月01日 16:53

スキー

「力を確かめる」と16歳・高梨 有力選手が抱負
記者会見後にポーズをとる(左から)距離女子の石田正子、ジャンプ女子の高梨沙羅、複合の渡部暁斗
 全日本スキー連盟は1日、本格的な冬のシーズン開幕を前に主力3選手の記者会見を東京都内で開き、昨季始まったジャンプ女子のワールドカップ(W杯)で初優勝するなど個人総合3位になった16歳の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)は「力がどれくらいになったのか確かめるのは楽しみ」と抱負を語った。
 五輪2大会連続でメダルなしに終わった反省から昨年4月に「メダル奪回戦略室」を設置した。今季行われる各種目の世界選手権は2014年ソチ冬季五輪の前哨戦となる。昨季W杯で4勝を挙げ、総合2位に躍進した複合の渡部暁斗(北野建設)は世界選手権での目標を「金メダルを目指す」と力強く語り、距離女子のエース石田正子(JR北海道)は「得意の30キロクラシカルでメダルを取りたい」と意気込んだ。

 ▼高梨沙羅の話 ルールが変わったスーツへの対応は大変だったけど慣れてきた。冬に向けて精度と安定感を上げていきたい。五輪までやらないといけないことはたくさんある。

 ▼渡部暁斗の話 昨季で自信とトップ選手としての自覚も芽生えてきた。今季もいい感じで練習ができて手応えはある。世界選手権では金メダルを目指したい。

 ▼石田正子の話 夏場は(昨年から拠点とする)フランスの恵まれた環境で練習できた。世界選手権では得意の30キロクラシカルでメダルを取りたい。

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