「不適切の認識なかった」 日本馬術連盟

2012年11月02日 20:46

馬術

 会計検査院の指摘で専任コーチの寄付による不適切な還流が発覚した日本馬術連盟は2日、東京都内で記者会見し、本城敬文常務理事は謝罪した上で「当時は不適切な取り扱いとの認識はなかった」と説明した。
 連盟によると、2006年度はドーハ・アジア大会があり、馬の輸送費が例年の大会よりも倍以上の約6600万円かかった。そのため寄付を募ったところ、専任コーチ2人が連盟負担分の計240万円の寄付を申し出たという。内部調査をしたが資料の見落としがあり、日本オリンピック委員会(JOC)の調査に対して該当なしと報告した。

 日本馬術連盟は、JOCの竹田恒和会長が副会長を務めている。同連盟は「(竹田副会長が不適切な還流があるとは)知らなかった」としている。

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