柔道 強化方針討論へ「コーチサミット」計画

2013年01月12日 06:00

柔道

 全日本柔道連盟の強化委員会が、男女日本代表の強化スタッフと強化選手の所属先の指導者を一堂に集めて「コーチサミット」を計画していることが分かった。
 これは16年リオデジャネイロ五輪に向けた日本代表の強化方針を討論する初めての試みで、全日本からは男子の井上康生監督(34)、女子の園田隆二監督(39)らが出席。全国の企業チームや大学だけでなく、強豪選手を輩出する中学、高校の指導者も集う。一貫した強化方針を構築するのが狙い。男子は3月13日、女子は同27日に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの全日本強化合宿中に開催することが決まった。

 選手が合宿や遠征などで全日本として活動するのは1年のうち60日間程度で、一貫した強化のためには所属先との連携は不可欠。全日本側からは強化方針やスケジュールを伝え、その内容について指導者の意見を募るという。ロンドン五輪で男女合わせて金メダル1個という惨敗の理由の一つに日本代表と所属先の連携不足も指摘されたが、この“改革案”が威力を発揮するか注目される。

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