ジャンプ陣帰国 スーツ合戦に苦戦「日本は若干遅れてる」

2013年01月15日 06:00

ジャンプ

 スキー・ジャンプ男子の伊東大貴(27=雪印メグミルク)や竹内択(25=北野建設)らが14日、W杯札幌大会(19、20日、札幌・大倉山)に向けて欧州から帰国した。
 今季からスーツの基準が改定され、体との密着の幅が2センチまでとなったが、日本は新ルール対応に苦しんで低迷。各国の開発競争が過熱し、スーツの影響力が著しく大きくなっている現状に、横川朝治ヘッドコーチ(46)は「まれに見るスーツ合戦になっている。本来のスポーツと違ってきている」と当惑気味だった。日本も負けじと開発は進めているが、12日の大会で7位に入った竹内も「各国とも2センチの中の抜け穴を探ってる。日本は若干遅れてる」と日本での試合を前に危機感を募らせていた。

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