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東レ、女子も屈する「男子のためにも頑張りたかった」

2014年12月12日 20:55

バレーボール

東レ、女子も屈する「男子のためにも頑張りたかった」
フルセットで日立に敗れ、肩を落とす木村(3)ら東レの選手たち
バレーボール全日本選手権第3日 日立3-2東レ
(12月12日 東京体育館)
 リーグの不振を引きずるように、好不調の波が大きかった。女子の東レはフルセットで日立に屈した。木村沙は「大会をきっかけに、いい波に乗ろうと話していたけれど」と言葉少な。表情には落胆が色濃くにじんだ。

 第1セットは25―16と上々の滑り出しだった。しかし、その後はサーブミスなどで流れを手放した。世界での戦いを意識して追い求める速いトスも正確性を欠き、木村沙が苦し紛れに強打する場面が目立った。

 この日は東レの男子選手が窃盗容疑で逮捕され、出場を辞退。女子のエースは「男子のためにもこの大会を頑張りたかったけれど」とうつむいた。チームには迫田や中道など日本代表がそろうが、個人の能力が結果に結び付いていない。木村沙は「負けているし元気がない。リーグ戦まで時間があるし、元気を出して頑張りたい」と必死に前を向いた。

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