錦織 V3へ初戦飾る、精度欠くも底力で逆転 メンフィスOP

2015年02月12日 09:39

テニス

錦織 V3へ初戦飾る、精度欠くも底力で逆転 メンフィスOP
メンフィスOP男子シングルス2回戦でリターンする錦織圭
 男子テニスのメンフィス・オープンは11日、米テネシー州メンフィスで行われ、前身の全米室内選手権から3連覇を狙う世界ランク5位で第1シードの錦織圭(25=日清食品)は初戦の2回戦で世界ランク165位のライアン・ハリソン(米国)と対戦し、3―6、6―3、6―4で逆転勝ちした。
 ベスト8入りした全豪オープン以来の大会出場となった錦織は第1セット、積極的に仕掛けるハリソンに主導権を握られると第2ゲームをブレークされるなど3ゲーム先行される苦しい展開。その後サーブをキープしたが3―6で第1セットを落とした。

 第2セットは、サーブや決定的な場面で精度を欠いた第1セットとは打って変わって錦織の動きが良くなり第2、4ゲームをブレーク、最初の4ゲームを連取し優位に戦いを進めた。ハリソンに3ゲーム取られたものの、6―3で1セットオールとした。

 最終セットは錦織が第1ゲームをブレーク、相手を左右に振り回すショットも出て主導権を握り、サービスゲームをきっちりキープしてリードを保った。ハリソンも第1ゲーム以外はサービスゲームをキープしたが、錦織が6―4でものにして逆転で大会初戦を飾った。

 この日は第1サーブの入りが52%と相手の60%を下回り、ショットも精度を欠くなど格下に苦しんだが最終的には格の違いを見せつけた。次戦は13日、準々決勝で世界156位のオースティン・クライチェク(米国)と対戦予定。

 ▼錦織圭の話 最後までラケット調整が合わず、その中でよく勝った。第2セットからは前に出て修正できた。

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