みどりさん助言「継続は力なり」「後悔しない決断を」
2015年05月19日 05:30
フィギュアスケート
――いつから気持ちが変化したのか?
「3月に先生(佐藤コーチ)に相談し、5月から練習を始めている。(14年の)世界選手権が終わって、やりきった気持ちでスケートをやりたいとは思わなかった。時がたつにつれて、スケートを滑った時に自分はスケートが欠かせないと思うようになり、自分は試合に出たいと思い始めた」
――「ハーフハーフ」と言っていた。どういう流れでそのバランスが変わったのか?
「今はこうして決断して試合に向けてやっている。100%復帰するつもりだが、そこに行くまでに50%50%になったり、90%10%になったり。できるんじゃないか、できないんじゃないかを繰り返してきた」
――復帰の可能性が低かったことは?
「ソチが終わったシーズンはやめる方が強かった。今はそういう気持ちはない」
――決断に何が影響したか?
「一つというのは答えることができない。強い気持ちがなければ、目標は達成できない。自分が決めたことなので、責任を持ってやっていきたい」
――今の気持ちをひと言で言うと?
「ハーフハーフではないですけど、気持ちは変わったかな。自分としてはもう大丈夫かな。今は目標に向かって進んでいる」
――伊藤みどりさんとラジオで対談した。
「自分がお話ししていて印象に残っているのは2つ。“継続は力なり”ということと、もう1つは“自分が後悔しないように決断してほしい”ということ。自分がやりたいと思ってもやれないときがある。“やりたいと思ったらやった方がいいよ”とアドバイスをもらった」
――東日本大震災の被災地も何度か訪問した。
「スケートのレッスンで子供たちも凄く喜んでくれた。五輪や世界選手権を見てパワーをもらった、ありがとうと言ってくださって、それは凄くうれしかった」
――こだわりがあったトリプルアクセルとはどう向き合っていくのか?
「今までトリプルアクセルが跳べることを強みにしてきましたけど、今はジャンプのレベルも上がっている。今、24歳でスケート界の中ではベテランに入ってきているので、技術だけではなくて大人な滑りができればいい。自分の滑りを見てもらいたい、と思います」
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