昨季ファイナル再現、クリスマス・ゲームは地元ウォリアーズ勝利

2015年12月26日 16:34

バスケット

昨季ファイナル再現、クリスマス・ゲームは地元ウォリアーズ勝利
ウォリアーズのカリー(左)とグリーン(AP)
 NBAは25日にクリスマス・ゲームの5試合を各地で行い、カリフォルニア州オークランドでは東西両地区の1位同士が激突。昨季ファイナルの再現となった一戦は、地元のウォリアーズが89―83(前半45―42)でキャバリアーズを下して今季成績を28勝1敗とした。
 ウォリアーズは今月12日のバックス戦に敗れて開幕連勝が24、昨季からの通算連勝は28で途絶えてしてしまったがその後は4連勝。レギュラーシーズンのホームゲームでは通算32連勝(今季14戦全勝)を飾った。

 ただし予想外のディフェンシブなゲームとなり各選手ともオフェンスでは苦戦。ステファン・カリー(27)は19得点を挙げたものの、放った15本のフィールドゴールのうち9本をミス、18得点のクレイ・トンプソン(25)も16本中10本を外すなど、“スプラッシュ・ブラザーズ”のシュートの精度は低下してしまった。それでもドレイモンド・グリーン(25)が22得点15リバウンド7アシスト、ベンチから出たショーン・リビングストン(30)が16得点を挙げてフォロー。2万人の地元ファンの大声援もチームを後押しした。

 昨季ファイナルでウォリアーズに2勝4敗で敗れたキャバリアーズの連勝は6でストップして19勝8敗。レブロン・ジェームズ(30)は25得点、復帰3戦目となったカイリー・アービング(23)は13得点を稼いだものの、クリスマス・ゲームでの白星は逃した。

 スパーズは敵地ヒューストンでロケッツに84―88(前半43―38)で敗れて25勝6敗。カワイ・レナード(24)が20得点、ラマーカス・オルドリッジ(30)は18得点9リバウンドを挙げたが連勝は7で止まった。

 勝ったロケッツは16勝15敗。ホームでクリスマスを迎えたのは本拠をサンディエゴに置いていた1967年以来だが、ジェームズ・ハーデン(26)が20得点、ドワイト・ハワード(30)が11得点12リバウンドを稼いで、強敵スパーズをなぎ倒した。

 ブルズは敵地オクラホマシティーでサンダーに105―96(前半54―52)で勝って16勝11敗。ジミー・バトラー(26)が23得点、パウ・ガソル(35)は21得点13リバウンドをマークしてチームの連敗を3で阻止した。

 サンダーの連勝は3で止まって20勝10敗。ケビン・デュラント(27)が27得点9リバウンド7アシスト、ラッセル・ウエストブルック(27)が26得点7リバウンド8アシスト6スティールを記録するなど二枚看板が奮闘したが、ホームでは今季17戦で4敗目を喫した。

 ヒートは地元マイアミで延長の末にペリカンズを94―88(前半42―38、延長16―10)で下して17勝11敗。クリスマス・ゲームは通算10勝2敗とした。クリス・ボッシュ(31)は30得点10リバウンド、ドウェイン・ウェイド(33)は19得点をマーク。ベテラン2人がチームを引っ張った。

 ペリカンズは9勝20敗。アンソニー・デービス(22)は29得点15リバウンド3ブロックショットを稼いだものの、あと一歩及ばなかった。

 ロサンゼルスのクロスタウン・ライバルが顔を合わせた一戦は、23得点を挙げたクリス・ポール(30)らの活躍でクリッパーズが94―84(前半60―44)でレイカーズを退けて17勝13敗。

 5勝25敗となったレイカーズは第3Qまで28点差をつけられながら、第4Qを27―9として猛追したが序盤での失点が大きく逆転するまにでには至らなかった。球宴ファン投票の中間発表で全体1位の71万9235票を獲得したコービー・ブライアント(37)は26分の出場で12得点。新人ガードのディアンジェロ・ラッセル(19)がチーム最多の16得点をマークした。

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