アテネ金の野口 五輪目指すのはリオが最後、名古屋に懸ける

2016年01月31日 16:29

マラソン

アテネ金の野口 五輪目指すのはリオが最後、名古屋に懸ける
大阪ハーフマラソンでゴールする野口みずき
 2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(37)=シスメックス=は31日、リオデジャネイロ五輪代表選考レースとなる名古屋ウィメンズマラソン(3月13日)に出場する意向を示し「私が五輪を目指すのはリオが最後だと思う。(名古屋が)もしかしたら最後になるかもしれない」と背水の覚悟をにじませた。
 この日、大阪ハーフマラソンに出場した野口は1時間13分28秒で6位だった。05年にベルリンでマークした2時間19分12秒の日本記録を持つ実力者はレース後の記者会見で涙を浮かべながら「自分の持っている力を全て出し切る気持ちで挑みたい」と決意を述べた。出場すれば、途中棄権した13年世界選手権モスクワ大会以来のマラソンとなる。

 米国合宿で鍛え、状態は徐々に上がってきているといい「(大阪ハーフマラソンを)走って良かった。名古屋にいいイメージでつなげていけそう」と手応えを口にした。

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