羽生 2季ぶりVへ貫禄SP首位発進 自身の世界最高に迫る110・56点
2016年03月31日 11:30
フィギュアスケート
フィギュアスケートの世界選手権は30日(日本時間31日)、米ボストンで男子ショートプログラム(SP)が行われ、2季ぶりの優勝を狙う羽生結弦(21=ANA)は110・56点をマーク。貫禄の首位発進となった。
技術点61・52点、演技構成点49・04点。3つのジャンプを危なげなく成功。昨年12月に自身がマークした世界歴代最高得点110・95点に迫る好スタートを切った。
初出場の宇野昌磨(18=愛知・中京大中京高)は90・74点。4位につけた。2位は98・52点のハビエル・フェルナンデス(スペイン)、3位は94・84点のパトリック・チャン(カナダ)。フリーは4月1日(日本時間2日)に行われる。
羽生は29日の公式練習は今大会はプログラムに組み込まなかった4回転ループに挑戦し、2度の転倒の後に成功した。4回転サルコーやトーループの4―3回転など鋭いジャンプを何度も披露。30日のSPへ「ああやればいい、こうやればいいというのがピタッとハマッてきている」と余裕を漂わせていた。
▼ハビエル・フェルナンデスの話 4回転サルコーの転倒は残念。フリーは4回転を3度跳ぶ構成だが、ミスなく滑れる自信がある。
▼パトリック・チャンの話 トリプルアクセルは跳び急いで回転軸が傾き、転倒してしまった。(休養から今季復帰し)できるだけ試合を楽しもうと思っている。
▼宇野昌磨の話 悔しさの残る演技で、満足していない。4回転トーループとトリプルアクセルでいいジャンプができたところは、唯一よかった。フリーではすべてが完璧にできるようにしたい。
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