真央、今季自己最高で巻き返すも7位 宮原5位が日本勢最高、本郷8位

2016年04月03日 11:52

フィギュアスケート

真央、今季自己最高で巻き返すも7位 宮原5位が日本勢最高、本郷8位
フリーの演技を終えて、歓声に応える浅田真央(AP)
 フィギュアスケート世界選手権第4日は2日(日本時間3日)、米マサチューセッツ州ボストンで女子フリーが行われ、2季ぶりに出場した女子の浅田真央(25=中京大)は134・43点をマークし、今季自己最高となる合計200・30点でショートプログラム(SP)9位から巻き返して7位に食い込んだ。SP6位だった宮原知子(18=関大)はフリーでは3位となる139・89点を叩き出し、合計210・61点で日本勢最高の5位、同7位の本郷理華(19=邦和スポーツランド)は199・15点で8位となったが、日本女子は05年以来11大会ぶりでメダルなしに終わった。
 エフゲニア・メドベージェワ(16=ロシア)がSP3位から逆転し、223・86点で初出場で初優勝。アシュリー・ワグナー(24=米国)が215・39点で2位、アンナ・ポゴリラヤ(17=ロシア)が213・69点で3位だった。

 浅田は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷すると、その後も大きなミスもなく「蝶々夫人」を滑り切り、演技後はホッとしたような笑顔をはじけさせた。観客の大声援を浴びると、右手を挙げて応え万感の表情。左膝に不安を抱えて臨んだ今大会だが、14年3月の世界選手権以来となる合計200点超えを達成し、シーズン最後の大舞台を締めくくった。

 昨季の銀メダリスト・宮原はジャンプを全て着氷するなどほぼノーミスの演技。四大陸選手権でマークした自己ベスト214・91点には届かなかったが、さすがの安定感でハイスコアをマークした。

 日本は上位2人の順位合計が条件の「13」以内となり、17年世界選手権(フィンランド・ヘルシンキ)は最大の出場枠「3」を確保した。

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