ペンギンズ 7年ぶりスタンレー杯決勝制覇、MVPにクロスビー
2016年06月13日 15:44
アイスホッケー
クロスビーは2005年のドラフト全体1位で指名され、2季目から主将に抜てきされてチームを引っ張った。しかし09年に優勝を飾ったあとは脳振とうなどに苦しみ、チームは優れた戦力を保持しながらプレーオフに入って低迷(1回戦敗退3回、地区準決勝敗退2回、13年地区決勝はスイープ敗退)が続いていた。
今季は15勝13敗(延長敗戦3)となったところでマイク・ジョンストン監督(59)を解任。しかし後任のマイク・サリバン監督(48)がクロスビーの能力を最大限に引き出し、そのイニシアルから“HBKライン”と呼ばれたカール・ハグリン(27)、ニック・ボニーノ(28)、フィル・ケッセル(28)の3人をうまく使ってチームを再生させた。
ペンギンズは今季48勝34敗(延長敗戦8)の勝ち点104で東地区メトロポリタンの2位でプレーオフに進出。しかしクロスビーが「ここにたどりつくまでの道は険しかった。だから喜びもひとしお。しばらくこの気分を楽しんでいたい」と語ったように、今ポストシーズンも苦難の連続だった。東地区準決勝ではリーグ最多勝ち点(120)を挙げてメトロポリタンのディビジョン首位(地区全体1位)だったキャピタルズを4勝2敗で撃破。6試合中3試合が延長にもつれ込む激闘だった。ライトニングと顔を合わせた東地区決勝では第5戦を終えた段階で2勝3敗。一時は崖っ縁に追い込まれた。しかしそこから連勝してスタンレー杯決勝に進出。シャークスとのこのシリーズも延長が2回あり、3ゴール差以上がついた試合は一度もなかった。
FWのエフゲニー・マルキン(29)は「プレーオフになって突然、これまでと違ったチームのようになった」と接戦の中で強くなっていたチームの底力を実感。ペンギンズはスタンレー杯決勝の出場回数こそ5回だが優勝は4回目で、勝率・800は4回以上優勝したチームの中ではアイランダース(出場5回、優勝4回)と並んで史上最高となった。
おすすめテーマ
2016年06月13日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
オープンウオーター 平井がリオ五輪へ、2大会連続
-
ペンギンズ 7年ぶりスタンレー杯決勝制覇、MVPにクロスビー
-
ウォリアーズ・グリーン、ファイナル第5戦出場停止
-
加藤条治、日本電産サンキョー監督に 選手兼任で平昌五輪目指す
-
米男子ゴルフ バーガーが出場50試合目で初優勝「言葉にならない」
-
代表強化へ国内リーグは何をすべきか…バレー南部監督が指摘する課題
-
18歳ヘンダーソンがメジャー初V!プレーオフ10代対決制す
-
タカマツらバド日本代表が帰国 五輪へ「自信になる」
-
日本、イタリアに敗れ1勝2敗 女子ワールドGP
-
桐生アンカー起用プラン 4×100メダルかけボルトと対決へ
-
入江リオ五輪本番で爆発誓う 和歌山選手権100M背泳ぎ
-
藍 7ボギー77と崩れて急降下30位「タフな一日」
-
新生日本白星発進!19年W杯へ、SH茂野→FB松島逆転トライ
-
細田、危険なプレーでレッド一発退場 出場停止は不可避
-
SO田村、俺もポスト五郎丸!プレースキックで16得点
-
SH田中 右肩脱臼か?チーム離脱の可能性も
-
水球男子、ロンドン4位と善戦 「パスライン」で1桁に抑えた
-
バーガーが堅首 米男子フェデックス・セントジュードC
-
寺本3種目でトップ 代表主将就任「背中で引っ張って行きたい」
-
イ・ボミ1差2位 9試合連続トップ5も「あれが入っていれば」
-
姜秀衍、涙の2勝目 13年スタンレーL以来「苦しかった」
-
原沢「うれしい」人生初団体日本一!体調最悪も2試合で一本勝ち
-
渡部香生子、女子200メートル平で優勝 今井月が3位
-
ボルト9秒88 スタートでバランス崩れても今季世界2位タイム
-
貴田、決めた2大会連続五輪!5位でリオ切符「本当に安心した」
-
中村、リオは“本職”十種競技で出場「見せ場つくる」
-
錦織 芝シーズン初戦ゲリー・ウェバーOPの相手はプイユ
-
勇太「トップ10狙っていきたい」 全米オープンへ渡米
-
青木、今季最高2位 ツアー初優勝逃すも「近々チャンスあるかな」
-
合計トップは村上 リオ開幕日が誕生日「体の動きに不安ない」
-
平井 水泳オープンウオーターで2大会連続五輪へ