豪州が選手村入りへ ずさん整備、状況が改善

2016年07月26日 06:23

五輪

 リオデジャネイロ五輪の選手村のずさんな整備を理由に入村を見送っていたオーストラリア選手団が25日、状況に改善がみられたとして27日にも選手村に入る方針を示した。同国選手団のキティ・チラー団長がメインプレスセンター(MPC)で記者会見し、明らかにした。
 選手村の状況を確認したチラー団長は「素晴らしい進展があった。約200件あった問題が今は指で数えられるほどに減った。作業員が頑張ってくれている」と大会組織委員会の迅速な対応を評価した。選手村村長のジャネト・アルカインさんは「何よりも、ここを訪れた選手に喜んでもらいたい。そのために最善を尽くす」と語った。ブラジル紙グロボ(電子版)によると、選手村の管理責任者が担当から外れることになった。

 オーストラリアは当初21日に入村予定だったが、トイレの詰まりや電気配線の不備、床の汚損など次々と問題が発覚したことから、選手村に入らず近隣のホテルに滞在している。(共同)

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