小平2年ぶり通算2勝目 W杯第1戦「重馬場」で圧倒

2016年11月12日 05:30

スピードスケート

小平2年ぶり通算2勝目 W杯第1戦「重馬場」で圧倒
スピードW杯第1戦 女子500メートルでW杯通算2勝目を挙げた小平奈緒
 スピードスケートのW杯第1戦は11日、中国のハルビンで開幕し、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が38秒00をマークして14年11月のソウル大会以来となる通算2勝目を挙げた。辻麻希(開西病院)が38秒17で自己最高に並ぶ2位。五輪2連覇の李相花(韓国)は6位だった。
 整氷状態の良くない「重馬場」とも言えるリンクで力強かった。女子500メートルの小平は世界記録保持者の李相花らが精彩を欠いた中で、頭一つ抜けていた。「意外と周りのタイムが伸びなかった。優勝しちゃった、って感じ」と笑った。

 同走選手のフライングで2回目の号砲。100メートル通過は上々の10秒46。ここからスピードに乗った。リンクコンディションを問わない強さは、普段は国際大会が開かれない会場が舞台となる来季の平昌五輪に向けても好材料。それでも反省点を並べるエースは「勝った時こそ課題を見つめないと成長はない」と言い切った。

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