順大・長門監督 10年ぶり箱根V自信「上位校を引きずり降ろす」

2016年12月15日 05:30

駅伝

 第93回箱根駅伝(来年1月2、3日)に出場する順大が、千葉県印西市のキャンパスで会見を開き、10年ぶり12度目の優勝へ気勢を上げた。長門俊介監督は「近年では一番強いメンバー。上位校を引きずり降ろす」と宣言。総合6位だった前回大会から7人のメンバーが残ったが、大黒柱となるのがリオ五輪3000メートル障害代表の塩尻和也(2年)だ。
 塩尻は五輪開幕直前に繰り上がり出場が決定。予選落ちしたが、選手村では箱根の元スター大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)と同部屋となり「競技に取り組む姿勢など刺激をもらった」という。長門監督は「塩尻だけのチームにはしない」と他の選手にも刺激を与え、全体の底上げに成功。エース今井正人、長門監督を擁した07年以来の箱根路制覇へ機は熟した。

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