フェデラー、練習非公開で集中高める オッズではナダル有利

2017年01月28日 14:52

テニス

 全豪オープン男子シングルス決勝(29日、日本時間17時半開始)に向けて28日、5年ぶりの4大大会優勝を狙う世界17位のロジャー・フェデラー(35=スイス)は会場内のコートで非公開で練習を行った。
 センターコートは使用中のため、15時頃から7500人収容のマーガレット・コート・アリーナで調整。当初は報道陣に一部公開される予定だったが、メディアを一切シャットアウトして集中力を高めた。

 一方、こちらも勝てば3年ぶりの4大大会制覇となる世界9位のラファエル・ナダル(30=スペイン)は姿を見せなかった。前日のディミトロフ(ブルガリア)との準決勝は、日をまたぐ4時間56分の大熱戦。この日はコートでの練習の予定は入っておらず、回復に努めたようだ。

 中2日のフェデラーに対し体力面では不利と思われるナダルだが、過去9年間の全豪決勝では中1日の選手が5勝4敗とわずかに勝ち越している。加えてナダルは直接対決の成績で23勝11敗とリード。ハードコートでも9勝7敗、全豪では3戦全勝とあって、大手ブックメーカーのウィリアムヒルはナダルに1・73倍、フェデラーに2・10倍とナダル有利の倍率をつけた。

 大会主催者はファン垂涎の黄金カード実現を受け、決勝当日はマーガレット・コート・アリーナを特別開放することを決定。試合そのものは大型ビジョンでの観戦となるが、試合後には優勝者が同コートにも足を運ぶ予定だという。

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