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小野塚　成長２位締め　大技２回転半３度成功「自分の強み」

2017年03月09日 05:30

フリースタイルスキー

小野塚　成長２位締め　大技２回転半３度成功「自分の強み」
フリースタイルスキーＷ杯ハーフパイプ女子の種目別２位となり表彰で笑顔の小野塚彩那（左） Photo By 共同
　フリースタイルスキーのＷ杯は７日、フランスのティーニュでハーフパイプ（ＨＰ）最終第４戦の決勝が行われ、ソチ冬季五輪銅メダルの小野塚彩那（石打丸山ク）が８６・００点で２位となり、今季３度目の表彰台に立った。Ｗ杯種目別ではマリー・マルティノ（フランス）に次ぐ２位だった。

　成長を実感できた最終戦となった。重点を置いて取り組んできた冒頭の２回転半は、悪天候の影響で練習が十分でなく「本当に立てるかどうか緊張感があった」という。その中で、今季から取り入れた大技を決勝３回の演技でいずれも成功し「転ばずに立てたので良かった。試合で出せるというのは自分の強み」と胸を張った。

　次の目標は１６日にＨＰの予選が控える世界選手権。「今回、表彰台に上がれたのはいい自信になって臨める」と語り、上位を狙う意欲を示した。もちろん、目指すはその先。「来年勝てればいいと思っている」と平昌五輪を見据えた。

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