日本女子五輪3枠ピンチ!三原 痛恨転倒で15位出遅れ
2017年03月30日 05:30
フィギュアスケート
左股関節を疲労骨折したエース宮原知子の欠場で、もともと苦戦が予想されていたが、現実はもっとシビアだった。上位の海外勢はミスがなく、日本は樋口の9位が最高。そして誤算は三原の15位の出遅れだ。
まさかの転倒だった。冒頭のルッツ―トーループの連続3回転ジャンプを確実に決めるなど中盤まで完璧だったが、最後の3回転フリップが2回転になり、さらにバランスを崩して尻もちをついた。自己ベストより8・89点低い59・59点。初出場の17歳は「ずっと緊張していて跳び急いだ。ほとんど失敗したことのないジャンプ。自分の弱さが出た」と言って表情をこわばらせた。2月の四大陸選手権ではミスのない演技で優勝。大会前の公式練習でもほぼジャンプでミスはなかった。指導する中野園子コーチは「最後に落とし穴があった。(試合前も)何かホワーッとしていて、いつもと違った。大きい舞台で上がったのかな」と厳しい表情で語った。
日本連盟の小林芳子強化部長は「厳しいです。(フリーへ)開き直るしかない。きっちり演技して待つしかない」と語った。フリーで最大限の力を発揮すれば、他国の内容次第ではチャンスも出てくる。三原は「このままでは終われない」と巻き返しを誓った。
▽平昌五輪の出場枠 男女とも3選手が出場する世界選手権の上位2人の順位合計が13以内なら最大の3枠を獲得、14〜28だと2枠となる。日本は女子が3大会連続、男子が2大会連続で3枠を確保している。
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