乾&中牧組Vも井村監督“怒”後半の乱れバッサリ「ありえへん」

2017年05月01日 05:30

アーティスティックスイミング

乾&中牧組Vも井村監督“怒”後半の乱れバッサリ「ありえへん」
演技が終わり不満げな表情の井村監督 Photo By スポニチ
 【シンクロナイズドスイミング ジャパンオープン最終日 ( 2017年4月30日    東京・辰巳国際水泳場 )】 デュエットのフリールーティン(FR)は、日本代表の乾友紀子(26)中牧佳南(24)組(井村シンクロク)が92・6333点で、テクニカルルーティン(TR)との合計を183・1054点とし、優勝した。チームのFRでは日本(乾、小俣、中牧、中村、阿久津、丸茂、福村、林)は93・2000点を出し、TRと合わせて184・7684点で制した。
 デュエットの乾、中牧組は、序盤では同調していた演技が後半に入って乱れた。中牧の動きが乾から遅れる。「音楽を聞き取れなかった」。リズムを外す中牧の凡ミスだった。日本代表の井村雅代監督は「ありえへん」と怒り心頭。「乳酸がたまって動けなくなったのかと思ったが、頭に乳酸がたまっていた」と厳しく指摘した。

 銅メダルを獲得したリオ五輪後、三井梨紗子が引退。エース乾のパートナーにはTRに技術力のある中村、FRにサイズのある中牧を使い分ける変則態勢を敷いているが、ともに完成度はまだ低い。7月の世界選手権(ブダペスト)へ向けて、乾は「しっかり泳ぎ込みたい」とレベルアップを誓った。

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