サンウルブズ逆転負けも強豪相手に接戦で確かな手応え

2017年05月08日 05:30

ラグビー

サンウルブズ逆転負けも強豪相手に接戦で確かな手応え
ジャガーズ戦でタックルをかわし攻めるサンウルブズのFB松島 Photo By ゲッティ=共同
 【スーパーラグビー第11節 ( 2017年5月6日 )】 サンウルブズは敵地でジャガーズと対戦し、39―46で敗れた。後半20分には最大12点のリードを奪ったが、残り15分から3トライを許して逆転負けした。それでもニュージーランドでの3連戦直後の一戦で、15年W杯4位のアルゼンチン代表に準ずる相手に1トライ1ゴール差の接戦。チームの成長に確かな手応えを得て、海外4連戦を終えた。休養節を挟み、20日のシャークス戦(シンガポール)で今季2勝目を目指す。
 敵地初勝利は近くて遠かった。12点リードの後半26分、疲労からディフェンスの出足が鈍くなったところで途中出場のロックのアレマーノに突破を許し5点差に。5分後にラインアウトモールを押し込まれて同点とされると、3分後にもトライを許し万事休す。フッカー庭井は「悔しいの一言。連続トライを取られた時間帯に我慢しきれなかった」と唇をかんだ。

 それでもフィロ・ティアティア・ヘッドコーチは「ツアーを通してチームとして向上できた」と称賛した。クルセーダーズに3―50と完敗スタートだった海外4連戦は一戦ごとに向上し、2戦連続で7点差以内の敗戦でボーナス1点を獲得。5トライ、39得点は2季目でいずれも最多と攻撃力は進境著しい。最後の詰めを向上させれば、2勝目は見えてくる。

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