東地区決勝が開幕 休養十分のキャバリアーズが敵地で快勝 ジェームズ気迫の38得点
2017年05月18日 14:11
バスケット
ケビン・ラブ(28)も3点シュートを9本中6本成功させてプレーオフ自己最多の32得点と12リバウンドを記録。センターのトリスタン・トンプソン(26)も放った7本のFGをすべて決めて今プレーオフ自己最多の20得点を稼いだ。
ガードのカイリー・アービング(25)は11本中4本のFG成功に終わり、3点シュートは3本すべて失敗して11得点どまり。マークしていたセルティクスのエイブリー・ブラドリー(26)を再三フリーにするなどディフェンス面でも精彩を欠いた。
ウィザーズとの準決勝で最終第7戦まで戦ったセルティクスは中1日での決勝初戦となったが前半での動きが鈍く、チームのFG成功率はキャバリアーズの56・4%に対して35・6%。前半の20分で勝負はほぼ決まってしまった。
ブラドリーとジェームズをマークしたジェイ・クラウダー(26)がそれぞれ21得点をマーク。アイゼイア・トーマス(28)は38分の出場で17得点と10アシストを稼いだが、キャバリアーズの執ようなディフェンスで要所で動きを封じられた。ウィザーズとの第7戦で26得点を挙げて勝利に貢献したセンターのケリー・オリニク(26)は16分で2得点のみ。最後までリズムをつかめないままに初戦を落とした。
今季の東地区決勝は両軍先発陣のドラフト指名順位が対照的。キャバリアーズにはトップ指名選手が2人(ジェームズ、アービング)いて、5人の指名順位の合計は29。これに対してセルティクスは最後の指名選手だったトーマス(60番目)1人だけですでにキャバリーズの5人を超えており、先発合計順位は172。エリート軍団対雑草集団という図式が注目を集めている。
なお第2戦は19日にボストンで行われる。
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