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嘉陽と生田目が新十両昇進!藤青雲は1年ぶり関取復帰 名古屋場所番付編成会議

2024年05月29日 09:44

相撲

嘉陽と生田目が新十両昇進!藤青雲は1年ぶり関取復帰 名古屋場所番付編成会議
夏場所11日目、木竜皇を押し出しで破る嘉陽(左) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、嘉陽(かよう、24=二所ノ関部屋)と生田目(なばため、22=二子山部屋)の新十両昇進が決まったと発表した。また、夏場所で幕下優勝を果たした藤青雲(26=藤島部屋)の再十両も決まった。
 嘉陽は、新潟・能生中、海洋高、日体大を経て二所ノ関部屋に入門し、22年夏場所で三段目最下位格付け出し資格から初土俵。同級生の十両・白熊(25=二所ノ関部屋)と、1年後輩の小結・大の里(23=二所ノ関部屋)は中学から現在まで同じ道を歩んできたチームメートにあたる。先に出世した盟友2人の活躍を刺激に、念願の新十両昇進を決めた。日体大からは先場所の阿武剋以来16人目、海洋高からは今年初場所の欧勝海以来5人目、沖縄県出身では19年名古屋場所の木崎海以来戦後7人目の関取誕生となった。

 生田目は、20年初場所の初土俵から4年半での新十両昇進。栃木・矢板高入学後に相撲を始め、2年時には関東高校選抜大会無差別級で準優勝。角界入門後に得意の突き押しをさらに磨いて力をつけた。元大関・雅山が興した二子山部屋からは狼雅以来2人目、栃木県出身では18年春場所の貴公俊(現格闘家・スダリオ剛)以来戦後10人目の関取誕生となった。

 夏場所で幕下優勝を果たした藤青雲は、昨年名古屋場所以来1年ぶりの十両復帰。昨年6月に左膝前十字靱帯断裂の大ケガを負い、手術とリハビリによる3場所連続休場を経て三段目から這い上がってきた。

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