【全仏OP】内島が4大大会初勝利「ほぼ完璧な内容」公式戦19連勝でパリ五輪に前進

2024年05月29日 04:30

テニス

【全仏OP】内島が4大大会初勝利「ほぼ完璧な内容」公式戦19連勝でパリ五輪に前進 — 内島萌夏 Photo By スポニチ

【テニス全仏オープン第3日（ 2024年5月28日パリ・ローランギャロス）】女子シングルス1回戦で、世界ランキング83位の内島萌夏（22＝安藤証券）が世界302位のイレネ・ブリリョエスコリウエラ（26＝スペイン）に6―1、6―1で快勝した。試合時間は1時間。4大大会は1月の全豪オープンに続く2度目の出場で、待望の初白星を挙げた。

　ウィナーは相手の5倍近い24本。凡ミスは相手より8本少ない15本に抑えた。安定感を見せて、予選通過者同士の対戦に勝利。雨の影響でコートが変更されたことにも動じず「ほぼ完璧な内容。ベストを出せば（勝つ）チャンスはあると思っていた。自分に集中することができた」とうなずいた。

　日本人の父とマレーシア人の母を持つ期待の若手。今月に入りツアー下部大会で3週連続優勝を飾り、初めてトップ100入りした。今大会後の6月10日発表の世界ランキングで決まるパリ五輪出場権獲得にも前進したが「今まではパリ五輪に出られる位置から遠かったので、あまり頭になかった。今は次の試合に向かうことを1番に考えている」と過剰な意識はない。

　2回戦は世界2位でベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ（26）と対戦する。「失うものは何もない。どれだけ通用するのかが楽しみです」。公式戦19連勝中の勢いに乗り、ビッグサプライズを狙う。

　※全仏オープンはWOWOWで連日生中継！WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定！