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美宇 会見で質問集中、“ハリケーン・ヒラノ”注目度トップに

2017年05月30日 05:30

卓球

美宇 会見で質問集中、“ハリケーン・ヒラノ”注目度トップに
試合会場で練習する平野 Photo By 共同
 ドイツのデュッセルドルフで開かれる卓球の世界選手権が29日開幕した。前日の28日には組み合わせ抽選が行われ、平野美宇(17=エリートアカデミー)は男女計4人が呼ばれた会見に日本勢で唯一出席。馬龍、丁寧(ともに中国)の2人の五輪金メダリストらを差し置いて、いの一番に質問を受けただけでなく、終了後も追加取材を受ける人気ぶり。海外メディアの関心の高さが浮き彫りになった。
 「オリンピックチャンピオンと一緒に選んでもらった。去年、一昨年にはなかったこと。成長を実感できてうれしい」

 4月のアジア選手権で中国勢3人を破って優勝。テンポが速い攻撃から“ハリケーン・ヒラノ”のニックネームがついた。会見では飛躍的に伸びた秘けつを聞かれ「去年、中国超級リーグに参戦して勉強できたことが大きい」と声を弾ませていた。

 女子シングルスの抽選は願ってもない組み合わせとなった。準決勝まで中国の上位シード選手と当たらない枠に入り「勝ちに来ているので中国選手と当たらないブロックで良かった」と本音がこぼれた。油断は禁物ながら「チャンスはあると思う」と女子シングルスで日本女子のメダルは、1969年の小和田敏子、浜田美穂が最後。今大会で平野は勢いが本物であることを証明する。

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