松山「切り替えられず」14位 1番で痛恨のトリプルボギー

2017年07月25日 05:30

ゴルフ

松山「切り替えられず」14位 1番で痛恨のトリプルボギー
2アンダーでホールアウトする松山 Photo By スポニチ
 【米男子ゴルフツアー 第146回全英オープン最終日 ( 2017年7月23日    英国サウスポート ロイヤルバークデールGC=7156ヤード、パー70 )】 一打は一打。スコア上の違いはないが、同じ一打でもそれぞれに意味を持つ。松山にとってこの日の最初の一打が、最終ラウンドを、そして今年の全英オープンを決定づけた。
 「凄く気を使うティーショットだったが、うまくいかなかった」。3Wでの1打目は左からの向かい風に押され、大きく右に曲がってOB。その後のリカバリーもうまくいかずにトリプルボギー。7打差の5位から出て、この時点で10打差に開いた。「トリプルボギーにしてしまってうまく切り替えられなかった」とその後もショットがばらけた。

 スピースの出だしの乱調をリーダーボードで見ていただけに、余計にもどかしさが募った。6月の全米オープンで2位となり、大きな期待を背負って臨んだ今大会。「残念な1週間だった」と総括し、「今の中のベストは尽くしたつもり。これをしっかり次に生かしていきたい」とブリヂストン招待(8月3〜6日、米オハイオ州)を経て、全米プロで再びメジャー初制覇に挑む。

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