伊達に聞く「最大限やったという思い」、決断は「8月上旬」

2017年09月08日 09:14

テニス

伊達に聞く「最大限やったという思い」、決断は「8月上旬」
引退会見で笑顔を見せる伊達 Photo By スポニチ
 【伊達引退会見 】 【伊達に聞く】
 ――引退を決めて。

 「もっとやりたい、やれたことがあったんじゃないかという気持ちはゼロではないが、100%自分を信じて最大限やったという思いがある。(1度目の引退前と復帰後)2度も世界のトップレベルで戦うチャンスを得られて、こんなに幸せなアスリートもいない」

 ――決断はいつ?

 「去年手術した膝に加えて古傷の肩の問題が出てきた。7月の米遠征を終えて、決断しないといけないのかと考え始めた。自分の中で固まったのは8月上旬」

 ――復帰後9年半も続いた原動力は?

 「テニスが好きで、スポーツが好きということに尽きる。復帰後は一つ一つのチャレンジが楽しかった。必ずしも結果だけが自分の達成感ではなかった。その思いが大きくなったから続けられた」

 ――今後について

 「今は試合にフォーカスしている。100%には程遠いが、今の自分にできる最大限のプレーをすること。少しずつ何がやりたいか、できるのかを考えていきたい」

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