柏原 暫定首位、パター交換が奏功 韓国“武者修行”プラスに
2017年09月08日 05:30
ゴルフ
「スコアの想定はせず、集中力を保つことをテーマにして試合に臨んだ。今日はクリアできたと思うので凄く良かった」
前半のインは1バーディー、1ボギーのパープレーながら、後半のアウトで怒濤(どとう)のバーディーラッシュを見せた。2番に続き、5番パー5からいずれも5メートル前後のパットを沈めて4連続バーディー。アマ時代に使用していた中尺パターに近いモデルを今週から投入。メジャーの試合での変更にも「抵抗はない。それより一戦でも早くトライしたい気持ちの方が強かった」という。決断は正解。「タイミングも、替えたパターも良かった」とうなずいた。
異国の地での“武者修行”が実を結んだ。先週は推薦を受け韓国のメジャー大会「ハンファ金融クラシック」に初参戦。衝撃的だったのは「同世代がバリバリ優勝争いをしていた」こと。「私には“新人だから”とか“若手だから”という甘えがあった」と猛省した。成績は69位と振るわなかったが、韓国の大会を経験したことでコース状態、練習環境など「(日本ツアーが)恵まれていることを再認識した。それがプラスになったし、得たものが大きかった」と目を輝かせた。
「気合を入れ直された。若いからとか言ってる場合じゃない」。一皮むけた21歳が、メジャーの重圧にひるむことなく初優勝をつかみにいく。
◆柏原 明日架(かしわばら・あすか)1996年(平8)1月30日、宮崎県宮崎市生まれの21歳。父の勧めで7歳からゴルフを始め、中学3年で全国中学校ゴルフ選手権春季大会優勝、日本女子アマ選手権2位など注目を集めた。14年にプロ入り。翌15年には3度のトップ10入りで賞金ランク50位となり初シードを獲得。1メートル71、63キロ。
おすすめテーマ
2017年09月08日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
神鋼アシュリークーパー 世界レベルの“チーム愛”で名門復活を目指す
-
ハリケーン「イルマ」の影響でNFLドルフィンズの開幕戦が延期 地元マイアミに接近中
-
女子単決勝はスティーブンスVSキーズ 全米オープン
-
朝日山親方が審判委員に 体調不良の枝川親方の代理
-
横綱・日馬富士は初日に栃煌山、2日目に栃ノ心と対戦
-
白鵬、無念の秋場所休場 宮城野親方「どうしても左足が治らない」
-
「男子の活性化」に頭を悩ませるソフトボール協会 どうしたら魅力が伝わるか
-
紀平、女子SPで6位 ジュニアGP
-
白鵬も秋場所休場決定 初日から3横綱休場 昭和以降初の異常事態
-
上原彩子 5打差の19位「いいスタートが切れた」
-
田島尚輝が8強 全米ジュニアテニス
-
伊達に聞く「最大限やったという思い」、決断は「8月上旬」
-
柏原明日架と一ノ瀬優希が67で首位
-
びっくり15歳!戸塚優斗、W杯初挑戦でV「平昌五輪に出たい」
-
彩、菜月、ふたばが表彰台独占 世界ユース選手権
-
上地組、国枝組は初戦敗退 全米テニス車いすの部
-
稀勢、鶴竜休場 初日から2横綱は18年ぶり 白鵬も流動的
-
白鵬 朝稽古休む、宮城野親方「左膝が思わしくないのは確か」
-
伊達 思い出のコートで引退会見「テニスと出合えて良かった」
-
デルポトロ8年ぶり4強 フェデラー撃破に「素晴らしい試合」
-
多田 インカレは勝負最重視「桐生選手に勝ちたい」8日開幕
-
柏原 暫定首位、パター交換が奏功 韓国“武者修行”プラスに
-
出場6連続予選落ちの一ノ瀬 暫定首位も切り替え「まだ初日」
-
愛 連覇へ2打差5位発進も不満「パッティング入らなくて…」
-
キム・ハヌル メジャー3連勝へ好位置に笑み「楽しく回る」
-
片山8強 9ホールの延長激闘制す「優勝以上でしょう。凄い」
-
塚田 賞金3位小平に“下克上”、準々決勝は片山戦「楽しみ」
-
ホストプロの谷原 最後に力尽き敗退「パットが入らなかった」
-
中垣内監督が抱負「全部勝つつもり」12日開幕グラチャン男子
-
LS北見スキップ・藤沢 五輪切符へ笑顔で気合「凄く楽しみ」
-
片山、平野、大江が決勝へ スノボW杯ハーフパイプ第1戦予選