日馬 自力V復活、1人横綱の意地「何が起こるか分からない」
2017年09月23日 05:30
相撲
数多くの修羅場をくぐり抜けて8度の優勝を手にしてきた横綱は、ここ一番で抜群の集中力を見せた。土俵下で取組を見た藤島審判長(元大関・武双山)は「離れるとうるさいから、つかまえにいった。前(豪栄道)が負けて、が然力が入ったのかな」と分析した。
3横綱が初日から休場するという昭和以降で初めての非常事態の中、日馬富士に期待が寄せられたが、3日目から3日連続で平幕に敗れ、10日目には貴景勝にも土をつけられた。1場所4個以上の金星を配給した例は14度あったが、その場所で優勝した横綱はいない。だが、左肘に痛みを抱える中でも「横綱の務めを果たす」という気持ちで土俵に上がり続けると、終盤に相撲の神様がほほ笑んでくれた。
11日目終了時点での3差は2日間で1差となった。千秋楽は豪栄道との対戦が確実で、ここに来て自力優勝の可能性が復活した。「勝負事は1人が勝って、1人が負ける。何が起こるか分からない」。チャンスがある限り優勝を狙うかと問われた横綱は「もちろん」と答えた。混沌(こんとん)とする優勝争いを、最後は自分が締める覚悟だ。
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