松山 ブービー発進、ティーショットに乱れ「自信が全くない」

2017年09月23日 05:30

ゴルフ

松山 ブービー発進、ティーショットに乱れ「自信が全くない」
ツアー選手権第1日 5番、ティーショットがコース脇のカバンに入ってしまい、救済措置を受けて第2打を放つ松山 Photo By スポニチ
 【米男子ゴルフツアー ツアー選手権第1日 ( 2017年9月21日    米ジョージア州アトランタ イーストレークGC=7362ヤード、パー70 )】 松山英樹(25=LEXUS)は3バーディー、2ボギー、3ダブルボギーの5オーバー、75と振るわず、トップと11打差で出場30人中29位と大きく出遅れた。カイル・スタンリー(29=米国)が6アンダー、64をマークして首位に立った。
 75を叩いた松山は「スタート前は結構良い感じで行けるかなと思ったが、見事に自信が全くなくホールアウトした」と顔をゆがめた。

 1番で1打目を右の林に打ち込み、2打目もグリーン左の林へ。3打目もグリーンに届かず4オン2パットのダブルボギーでつまずく。9番は1メートルのボギーパットを外し、17番でも1Wで右の林に入れてこの日3つ目のダブルボギー。フェアウエーキープ率21・43%は単独最下位。5番では結局、パーでしのいだが、大きく曲げて係員のバッグにボールを打ち込み救済措置を受ける場面があるなど、ティーショットの乱れが足を引っ張った。

 「(フェアウエーは)狭いけど、しっかり打てればとらえられない幅じゃない。打てない自分がもどかしい」と唇をかんだが、クラブ変更が不調の一因かもしれない。1Wのヘッドにひびが入ったため今週は予備のものを使っている。「クラブは問題ない」と語ったが、慣れるには時間がかかる可能性もある。

 30人中29位と出遅れた。年間王者を狙うには厳しい位置で残り3日に臨む。「最下位ではない。少しでも順位を上げられるように頑張りたい」と必死で切り替えた。

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