“NASA注意報”発令 15年全米女王・田仁智らVライバル指名 

2017年10月31日 05:30

ゴルフ

“NASA注意報”発令 15年全米女王・田仁智らVライバル指名 
ファンと記念撮影する田仁智 Photo By スポニチ
 国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で、日本ツアーも兼ねる、スポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は11月3日から3日間、茨城県小美玉市の太平洋クラブ美野里コースで開催される。米ツアーメンバーは30日、成田空港着の航空機で来日。世界ランキング4位の田仁智(23)、14年大会覇者の李美香(24=ともに韓国)が日本ツアーで活躍中の畑岡奈紗(18=森ビル)を優勝争いのライバルに挙げた。
 世界最高峰で戦う百戦錬磨の強豪が“奈紗注意報”の発令だ。

 15年の全米女子オープン覇者で、9月の日本女子オープンを同組でラウンドをした田仁智は畑岡について、「米ツアーで頑張っている姿をずっと見ていましたし、とても能力が高い選手」と評価。「優勝の可能性があると思うし、世界中から認められる選手になると思う」と今週の“台風の目”になるとまで予想した。

 畑岡の日本での快進撃については、14年覇者の李美香もチェック済みだ。今季の米ツアーを共に戦い、「一緒に回ったことはないけど、ナサが“飛ばし屋”というのは知っていた」という。日本ツアーに戻った畑岡が2勝を挙げたことも「もちろん知っている」と話した。

 畑岡が掲げる今週の目標は「優勝して再び米ツアーへ」だ。プロ1年目で主戦場を米ツアーに選んだが、想像以上に壁は厚く、1月から18戦に出場し11戦で予選落ち。しかし、帰国後の9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでは、鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように優勝。翌週の日本女子オープンでも連覇&2週連続Vの快挙を達成した。ここ最近は、最終日にプレーできない不運に見舞われながら2週連続2位と好調をキープ。伸び盛りの18歳はわずか2カ月で米ツアー選手もマークする存在になっていた。

 李美香は「出るからにはもちろん私も優勝を目指しています。ナサ、お互いにいいプレーができるといいですね」と優勝争いを待ち望んだ。

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