スケルトン元日本代表コーチ・越氏は不起訴 バーベキューで…

2017年10月31日 11:32

スケルトン

 長野地検は31日までに、2013年に男性(35)にけがを負わせたとして、傷害容疑で書類送検された、スケルトン競技の元日本代表コーチの越和宏氏(52)を不起訴処分とした。処分は27日付。処分理由は明らかにしていない。

 捜査関係者などによると、越氏は13年7月、長野市内で競技関係者とバーベキューをしていて口論になり、止めに入った当時選手だった男性に説教した後、押し倒すなどして肩や腰などにけがを負わせたとして、今年8月に書類送検されていた。

 越氏はスケルトン競技での日本の先駆者で、02年ソルトレークシティー五輪で8位入賞するなど冬季五輪に3大会連続で出場。45歳で出場した10年バンクーバー五輪では「中年の星」と呼ばれた。書類送検を受け9月、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟のスケルトン強化部長を辞任していた。(共同)

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