【金哲彦氏 箱根展望】王者・青学大 序盤で離されるとV4黄信号
2018年01月01日 17:30
陸上
![【金哲彦氏 箱根展望】王者・青学大 序盤で離されるとV4黄信号](/sports/news/2018/01/01/jpeg/20180101s00056000005000p_view.jpg)
序盤の流れを決める1区は東海大が関颯人(2年)、順大は当日変更で栃木渡主将(4年)が入りそう。関東学生連合の東大・近藤秀一(3年)も力がある。10キロすぎでどの選手が仕掛けて飛び出すのか、区間賞争いにも注目したい。
「花の2区」は各校のエースが順当にエントリーした。神奈川大の鈴木健吾(4年)、順大の塩尻和也(3年)、山梨学院大のニャイロ(3年)が飛び抜けている。青学大は森田歩希(3年)が2区起用。出雲駅伝、全日本大学駅伝と予定通りに走れなかった選手がいた点は不安だが、3区で待ち構えるエース田村で振り出しに戻せるはずだ。
前回大会から4区、5区の距離が変更となった。4区が延び、選手の負担が大きいという理由で5区は短縮された。4区は小田原まで上りが続き、力がない選手はそこで失速する。つなぎ区間ではなく、重要区間に戻った。5区は各チーム“山の神”が不在。4区までいかに上位でつないで5区に託すのかが往路優勝の鍵を握る。
復路では優勝争いやシード権争いが激しさを増す終盤の8〜10区は、やはり4年生の力が試される。8区は上りもあり、9区、10区は距離が長い。経験と持久力のある上級生が最後に踏ん張れるか。
今大会は時代が変わる駅伝になる可能性がある。青学大から次の時代を背負うのはどこになるのか期待している人も多いと思う。また、20年東京五輪に向け神奈川大の鈴木健らマラソンでも活躍が期待される選手も多い。早大で活躍した大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)に続く、金の卵の出現も楽しみだ。
おすすめテーマ
2018年01月01日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
秋田工、トライ数差で涙 CTB児玉「自分のプレーのせいで…」
-
東海大仰星、トライ数差で8強 怪物ジュニアが絶体絶命の危機救う
-
ニューイヤー駅伝 旭化成が連覇!歴代最多23度目の優勝
-
NFLプレーオフの見どころ NFCは混戦模様 なるかペイトリオッツの連覇?
-
流通経大柏 無情の幻のトライ WTB永山「完全にトライだと…」
-
京都成章 攻撃面でミス連発も1トライ守り切る
-
NFLビルズが18季ぶりプレーオフ進出 ジャック・ニクラウスの孫が先制TD!
-
高卒ルーキー遠藤日向、1区で区間賞 スパート合戦を制す
-
NFL最終成績と最終日の結果 ビルズは18季ぶりのプレーオフ
-
ブラウンズが屈辱の16戦全敗 最終戦でもスティーラーズに敗れる
-
内村、異例の豪州合宿 完全復活へ温暖ブリスベンで体づくり
-
松山 18年こそ悲願のメジャー制覇「トップ中のトップになる」
-
伊勢ケ浜親方、2月理事選立候補へ 辞任直後の出馬に波紋も
-
朝青龍AbemaTV企画で8戦全勝 サップ、琴光喜らを圧倒
-
拓大、過去最高7位超えへ「責任感」でつなぐ 予選会5位通過
-
東海大“最速集団”が青学大止める「攻めのレースしたい」
-
全日本王者・神奈川大 20年ぶり箱根制覇へ「2区でトップに」
-
早大・安井“人類最強”の山上り狙う「他の選手より経験値ある」
-
世陸マラソン代表・井上 設楽に勝ってニューイヤー駅伝Vだ
-
潤志郎、開幕戦は6位 小林陵が自己最高12位 葛西は46位
-
連覇狙う東福岡が郡山北工と対戦 高校ラグビー3回戦