【玉ノ井親方 視点】稀勢 復帰は5月メドに…数カ月かけて一から体つくるべき

2018年01月20日 08:30

相撲

【玉ノ井親方 視点】稀勢 復帰は5月メドに…数カ月かけて一から体つくるべき
大相撲初場所5日目、4敗目を喫して引き揚げる稀勢の里 Photo By スポニチ
 【大相撲初場所6日目 ( 2018年1月19日    東京・両国国技館 )】 稀勢の里は今度こそきちんとケガを治して、万全の体調で戻ってきてほしい。とにかくもう一度、一から体をつくり直す気持ちでやらないとダメ。稽古を万全にやれるようになってからでも遅くはないから、復帰は5月くらいを考えた方がいい。
 もちろん、状態によっては7月以降でも問題ないと思うが、あまり間隔が空き過ぎると、今度は相撲勘が戻りづらくなる。5月くらいをメドにした方がちょうどいい。今は焦りが一番の禁物だよ。

 鶴竜は琴奨菊の攻めをよくしのいだ。一枚まわしだったけど親指をしっかり通していたから、引きつけながら前に出ていくことができた。最近の場所と比較すると自分の形になって相撲が取れている印象だね。ただ、まだ中盤。これから疲れも出てくるし、ずっと休場していたわけだから、スタミナの心配もある。まだまだ安心はできないよ。(元大関・栃東)

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