葛西 飛ばずに平昌へ、最終調整4日間は「体よりも頭を優先」
2018年02月02日 05:30
ジャンプ
裏側にあるのは、誰も知らない、過去7度の五輪出場の経験だ。92年アルベールビルから10年バンクーバーまでの6大会は「メダルを獲りたいと焦っていた。心に余裕もなかった。五輪で疲れた感じでダメだった」。だが40歳をすぎて心に余裕ができ、14年ソチは個人、団体と2個のメダル獲得につながった。
もちろん「これまでの7大会同様、金メダルを獲りたい」と、貪欲さは失っていない。だが、今回は結婚後初めての大舞台で、愛娘も観戦に訪れる予定だ。「(家族には)メダルを獲るところや精いっぱいに頑張っている姿を見せたい」と、ただでさえハートに火が付く状況。だからこそ、冷静さを失わないような調整方法を、自身の引き出しから引っ張り出したのだ。
9日の開会式は日本選手団の旗手として先頭を行進する。「ソチが終わった時から次は旗手だなと思った。開会式で旗手が一番目立つ。僕にピッタリの大役です」と胸を躍らせた。過去の冬季五輪で主将と旗手の両方を経験した選手はスピードスケートの橋本聖子、岡崎朋美の2人だけで男子では初。その歴史的大会には黄金のメダルが似合うことは、45歳が一番よく知っている。
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