沙羅 開会式出席へ“しばれる”寒さなんの、シビれる金獲りだ

2018年02月07日 05:30

ジャンプ

沙羅 開会式出席へ“しばれる”寒さなんの、シビれる金獲りだ
平昌冬季五輪・女子スキージャンプ韓国入り 熱烈な歓迎を受ける高梨 Photo By スポニチ
 ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅(21=クラレ)が6日、韓国入りした仁川空港で開会式への参加を希望した。「ソチでは出られなかったので今回は出てみたい」。前回のソチ五輪は調整を理由に部屋にこもったが、今回は五輪の雰囲気を存分に味わう。氷点下20度の極寒が予想されていることには「北海道生まれなので寒さには強い。マイナス十何度ぐらいなら気持ちで乗り切れる」と“しばれる”(北海道の方言で凍える寒さの意)寒さもなんのそのだった。
 開会式は午後9時50分に終了予定で、12日の女子ジャンプ競技はちょうどその時間に始まる。2つの会場は5キロと離れておらず、気候を体感するという意味ではデメリットばかりではなさそうだ。今季W杯10戦未勝利の状況にも余裕を失わず、追い詰められた雰囲気はない。まさかの4位に終わったソチでの挫折を経て、周囲を見渡し視野を広くもつことをテーマにしてきた4年間。その変化がこんなところにものぞいた。

 1月28日に五輪前最後のW杯を終えてからは、スロベニアのプラニツァで合宿を行った。ジャンプの本数も10本以上こなして「課題が克服できた。あとは平昌の台に合わせること」と照準は定まりつつある。開会式参加でさらに気持ちを盛り上げ、金メダルへのエネルギーに変える。

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