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CAS、ロシア選手らの申し立てを棄却 国内からは反発の声

2018年02月10日 05:30

五輪

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は9日、ドーピング問題に絡んで国際オリンピック委員会(IOC)から平昌五輪参加資格を認められなかったロシアの選手らが決定を不服として提訴した問題で、計47人の選手らの申し立てを棄却したと発表した。この決定を受けロシアでは反発が広がり、IOCのバッハ会長に対し「辞任すべきだ」(上院議員)との声も出た。
 ロシア・オリンピック委員会は「極めて残念」と表明。ロシアの一流選手の不在で「競技の水準や観客の興味が低下するだけでなく、(選手の)平等の権利という原則も脅かされる」と訴えた。

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