暁斗父・修さん 3大会分の歴史詰まった日の丸と現地で歓喜

2018年02月15日 05:30

ノルディック複合

暁斗父・修さん 3大会分の歴史詰まった日の丸と現地で歓喜
<平昌冬季五輪・ノルディック複合ノーマルヒル>表彰台で笑顔でガッツポーズする渡部暁斗 Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪 ノルディック複合個人ノーマルヒル ( 2018年2月14日    ヒルサイズ=HS109メートル、距離10キロ )】 ゴールの瞬間を会場で見守った渡部暁の父・修さん(62)は大きな日の丸を手に喜びをかみしめた。その国旗は10年バンクーバー、14年ソチでも使ったものだった。
 98年長野五輪前の白馬村では、スキー・ジャンプをする子供は少なかったという。渡部暁は実家から数キロの白馬ジャンプ競技場で五輪のジャンプを観戦。知り合いから「やってみないの?」と誘われたのは、小学4年の時だった。父・修さんは「何か(運動を)やればいいと思っていた。休まず、いつも行ってた」と懐かしそうに振り返った。

 小学校の卒業文集には「決意」と題して「ジャンプで世界一になる。世界一になるためにワールドカップに出る」と大きな夢を掲げた。小学生の時はジャンプだけだったが、中学生になるとジャンプとクロカンの両方をやった。修さんは「そこが転機になったと思う」とも振り返る。小学生の時の夢「世界一」はお預けとなったが、今大会でかなえるチャンスはまだ、残っている。

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