羽生のライバル・チェンぼう然 ミス連発まさかの17位「何一つうまく決められなかった」

2018年02月16日 16:36

五輪

羽生のライバル・チェンぼう然 ミス連発まさかの17位「何一つうまく決められなかった」
ジャンプで転倒したチェン(AP) Photo By AP
 フィギュアスケート男子の全米選手権で計7回の4回転ジャンプを成功させているネイサン・チェン(18)は羽生のすぐあとにリンクに登場したが、冒頭の4回転ジャンプを失敗して転倒。トリプルアクセルもうまくいかず、ショートプログラムではまさかの17位に沈んでしまった。
 「こんな順位は経験したことがない。すべてこれまで通りの手順でやったが、何一つうまく決められなかった」とチェンはぼう然。羽生の演技が終了すると例によってリンクに「くまのプーさん」のぬいぐるみが投げ入れられて競技が中断したが「以前にも同じことがあって、その時はきちんと滑ることができた」と言い訳はしなかった。

 それでも米国勢期待の星だっただけに悔いが残った一日。「チームと相談して(フリーでは)最良のアプローチができるようにしたい」と語ったが、金メダルははるか彼方に遠のいてしまった。

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