リオ五輪女子200平で金、金藤が引退 進退に迷った末決断
2018年03月08日 05:30
競泳
リオ五輪後は競技続行か引退かで揺れた。当初は「(20年東京五輪に)競技者として携わることは考えられない」と話していたが、17年3月に同年の日本選手権欠場を決めた際には「東京(五輪)が最終目標になる可能性もなくはない」と話し、第一線での活動に含みを持たせていた。
「理解力も筋力も今が一番伸びている。金藤理絵はまだまだ。20年東京の方が強いと思う」と語っていた加藤健志コーチの引き留めもあり、現役続行か引退かの結論を先送りにしてきたが、その後はレースから遠ざかり、母校の東海大での指導や子供たちへの普及活動などに励んでいた。18年の代表選考が懸かる日本選手権(4月3〜8日、辰巳)を前に、引退を決断した。
◆金藤 理絵(かねとう・りえ)1988年(昭63)9月8日生まれ、広島県庄原市出身の29歳。小学校3年生で水泳を始め、三次高3年で06年インターハイ女子200メートル平泳ぎ優勝。東海大2年で08年日本選手権200メートル平泳ぎ2位となり北京五輪出場権を獲得。北京五輪で7位。16年リオ五輪で優勝した。同種目では1936年ベルリン五輪の前畑秀子、92年バルセロナ五輪の岩崎恭子に続く3人目の金メダルに輝いた。1メートル75、64キロ。
おすすめテーマ
2018年03月08日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
稀勢の里、春場所も休場…6場所連続 師匠明言「左胸なかなか完治しない」
-
貴乃花親方、貴ノ岩の春場所出場可否明言せず「何もお答えできない」
-
リオ五輪女子200平で金、金藤が引退 進退に迷った末決断
-
羽生 21日開幕世界選手権欠場、右足首治療専念 友野が出場
-
カー娘 21日、北見でパレード「うれしい」「今後の励みに」
-
平昌パラリンピック 9日開幕、聖火リレーが競技会場エリアへ
-
貴ノ岩 申し合い再開、頭から行った 貴親方出否は「何とも」
-
稀勢 またも実戦回避「冷静に見極めたい」、3横綱休場ピンチ
-
稽古で左脚負傷、栃ノ心に春日野親方「大丈夫」そんきょもOK
-
遠藤 激励会に参加、500人前に「身が引き締まります」
-
栄氏ダウン 至学館大が声明発表「心身衰弱、日常生活も困難」
-
伊調 21日のNHKラジオ公開番組辞退 理由明らかにせず
-
錦織は2回戦から登場 7日開幕、BNPパリバ・オープン
-
男子73キロ級 第1シードに橋本 4・7、8柔道全日本選抜