【玉ノ井親方の視点】遠藤 いかに早く自分の形に持っていけるか

2018年03月15日 08:30

相撲

【玉ノ井親方の視点】遠藤 いかに早く自分の形に持っていけるか
豪栄道(右)を突き落としで破る遠藤 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所4日目 ( 2018年3月14日    エディオンアリーナ大阪 )】 遠藤は立ち合いの当たりが良かった。もろ差し狙いの豪栄道の左が入りかけた時に、右からたぐるような形で左を差し気味に突き落とした。元々、四つに組んだ時のうまさに定評がある力士で、いろいろな局面での取り方も分かっている。今場所は体もふっくらした印象で、動きもいいよね。
 この4日間に限っては、負けた相撲も含めて、攻めながら取れている。いい形で場所を迎えられて、自分の相撲が通用しているという感じじゃないかな。これで横綱、大関戦を終えて3勝1敗。対戦を残している三役と、幕内上位から今後どう勝ち星を挙げていくかがポイントだけど、今場所のキーマンの一人になっていくのは間違いないだろうね。ただ、相手もそう簡単には取らせてくれないから、いかに早く自分の形に持っていけるかが勝負の鍵になる。 (元大関・栃東)

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