セルティクスが敵地で76ersに劇的な勝利 延長に突入した激戦を制して3戦全勝
2018年05月06日 11:38
バスケット
しかし76ersはマルコ・ベリネリ(32)が右サイドからブザービーターとなるジャンプシュートを決めて同点。試合は5分間の延長に持ち込まれ、76ersは最初の5点をもぎとった。
それでもセルティクスはこの日チーム最多の24得点を挙げた新人ジェイソン・テータム(20)の連続シュートなどで反撃。残り5・5秒にはセンターのアル・ホーフォード(31)がローポストのパワープレーからシュートをねじ込んで99―98と再びリードを奪った。
76ersはタイムアウトのあと敵陣でのスローインからプレーを再開。まだ勝機はあった時間帯だった。
ところが新人王が確実となっているベン・シモンズ(21)が、この日22得点を挙げたジョエル・エンビード(24)をターゲットにして投げたパスをホーフォードにスティールされて攻守交替。エンビードはたまらず反則でプレーを止めたが、この手痛いミスで勝負は決まった。
第2戦でわずか1得点に終わったシモンズは16得点、8リバウンド、8アシストを挙げたものの最後の最後で致命的なミスを犯して苦杯。76ersはこの日、大事なところで3度もパスミスを犯しており、セルティクスの圧力を跳ね返すことができなかった。
延長の残り5・5秒からのプレーでは、ローポストにいたホーフォードをフォワードのロバート・コビントン(27)がマーク。確かにセンターのエンビードは5反則で“余裕”がなかったとは言え、ディフェンス最優先の局面での采配には疑問が残った。
ホーフォードは13得点、6リバウンド、3ブロックショットをマーク。故障離脱のカイリー・アービング(26)に代わって先発のポイントガードを務めているテリー・ロジアー(24)も44分の出場で18得点を稼いでチームをうまくまとめた。
NBAのプレーオフでは3勝0敗となったケースでシリーズに敗れたチームはなく、セルティクスの“V率”は100%。第4戦は7日(日本時間8日)に同じフィラデルフィアで行われる。
<チーム記録>
▼FG成功率=セルティクス(45・1%)、76ers(39・2%)
▼3点シュート成功率=セルティクス(26・3%)、76ers(30・0%)
▼FT成功率=セルティクス(64・3%)、76ers(72・2%)
▼リバウンド=セルティクス(49)、76ers(50)
▼アシスト=セルティクス(19)、76ers(23)
▼ターンオーバー=セルティクス(13)、76ers(15)
▼速攻ポイント=セルティクス(5)、76ers(16)
▼ペイント内ポイント=セルティクス(46)、76ers(48)
▼ベンチスコア=セルティクス(30)、76ers(30)
<個人記録>
▼チーム最多得点=テータム(セルティクス=24)、エンビード(76ers=22)
▼チーム最多リバウンド=ベインズ(セルティクス=10)、エンビード(76ers=19)
▼チーム最多アシスト=テータム(セルティクス=4)、シモンズ(76ers=8)
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