ダニエルがツアー初優勝 日本男子4人目 イスタンブールOP
2018年05月07日 02:10
テニス
同じくノーシードでツアー初優勝が懸かっていたジャジリとの決勝は、第1セットだけで1時間26分を要する熱戦となった。ダニエルは第9ゲームで先にブレークを許したものの、第10ゲームで遅延行為で警告を受けたジャジリの動揺を逃さずにブレークバック。第12ゲームでのセットポイントは逃したものの、タイブレークを7―4でものにした。流れに乗じて第2セットは第1ゲームですぐさまブレーク。第4ゲームで1度は追いつかれたが、第5ゲームで再び相手のサービスゲームを破って突き放した。
選手として脱皮を図るため、昨秋に長年拠点としてきたスペインを離れた。今季は3月の大会で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(30=セルビア)から金星を挙げるなど、さまざまな取り組みが徐々に結実。初優勝という大きな成果にたどり着いた。
◆ダニエル太郎(たろう)1993年(平5)1月27日、米国ニューヨーク生まれの25歳。父は米国人で母は日本人。年少期は日本で過ごし、7歳でテニスを始める。父の仕事の都合で14歳でスペインに移住し、バレンシアのアカデミーで腕を磨く。10年にプロ転向し、15年11月に初のトップ100入り。レッド・ツェッペリンなどのハードロックとウディ・アレンの映画が好き。日本語、英語、スペイン語に加えてロシア語も話すマルチリンガル。1メートル91、76キロ。
おすすめテーマ
2018年05月07日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
上原彩子 第1Rで37位 第2Rは約半数がスタートできず
-
セルティクスが敵地で76ersに劇的な勝利 延長に突入した激戦を制して3戦全勝
-
松山英樹 最終R進めず「要のパットが入らない」
-
ダニエル太郎 ツアー初V王手
-
日本女子 中国に惜敗銀、47年ぶり頂点逃す 美誠が意地の1勝
-
男子は韓国に1―3完敗、メダル逃す 張本「一からやり直す」
-
“新妖精”坂口・鈴木組初V ビーチバレージャパンツアー第2戦
-
競歩チーム世界選手権男子50キロ 荒井V、日本勢表彰台独占
-
李晶恩“シックス”堅首、韓国賞金女王の貫禄 日本初参戦V王手
-
愛 V圏踏ん張る、4差逆転へ闘志「何が起こるか分からない」
-
申ジエ ベスト70で2位浮上、連続バーディー締めに満足顔
-
比嘉 4位後退、5打差大逆転Vへ「18個バーディー取る」
-
“藍先生”がレッスン会 170人の子供たちにドライバー披露
-
小平首位スタート、米ツアー制覇の勢い違う「今週はいい感じ」
-
丸ちゃん 1年8カ月試合に「ヘタ」、それでも小技でカバー
-
松山 ぎりぎり予選通過、浮上期待「ショット良くなっている」
-
米女子テキサスC 悪天候で36ホールに短縮、予選落ちはなし
-
白鵬 父追悼の黙とうに感謝、モンゴル文化紹介イベント出席
-
稀勢 軽め稽古に終始、高安 右肩付近に不安も慌てた様子なし
-
錦織 初戦いきなりVSジョコ マドリードOP組み合わせ決定
-
男子はパナ制し3冠、女子はJT2年ぶりV 全日本選抜バレー
-
eスポーツ「ぷよぷよカップ」、プレー歴25年のくまちょむV
-
栃ノ心 申し合い途中切り上げも「大丈夫」ぶつかり稽古こなす
-
鶴竜 モンゴル相撲観戦で戦闘モード「頑張るぞ、という気持ち」