逸ノ城 白鵬と三番稽古で4勝2敗「自信に」、重さにうまさも
2018年05月10日 05:30
相撲
幕下付け出しデビューから、昭和以降史上最速となる所要5場所で新関脇に昇進したのは4年前。以降は体重との闘いに悩まされて足踏みが続いた。当時の自己最重量を更新する214キロで迎えた16年初場所は2勝13敗。デザート断ち、禁酒、菓子パン断ち…。同年に発症した腰痛の影響もあり昨年の夏場所では200キロを割った。それでも成績は伸びなかった。
再び体重が大台を超えた昨年秋場所からは4場所連続で勝ち越し。三役に復帰した先場所も9勝を挙げた。師匠の湊親方(元幕内・湊富士)は「勝てない原因は体重ではなかった」と説明し、現在の体重も「筋肉が増えた」と意に介さない。8日に稽古を視察した舞の海秀平氏(元小結)は「相手をはじくようなかち上げと鋭い馬力」と太鼓判を押した。
関脇・栃ノ心の大関獲りに注目が集まるが、今場所は逸ノ城にとっても大関への足固めとなる。白鵬からは「(大関になると)言わなきゃいけない。そういう時期」とエールを送られた。「前に、前にと意識しています」。一回り大きくなった怪物が主役候補に名乗りを上げた。
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