A・マリー 復帰後初白星もウィンブルドン出場は明言せず

2018年06月26日 16:32

テニス

A・マリー 復帰後初白星もウィンブルドン出場は明言せず
バブリンカを下して笑顔のA・マリー(AP) Photo By AP
 テニスの元世界ランキング1位のアンディ・マリー(31=英国)が25日、イーストボーン国際の男子シングルス1回戦でスタン・バブリンカ(33=スイス)を6―1、6―3で下し、臀部の手術から復帰して初めての勝利を手にした。
 前回対戦した昨年の全仏オープンでは世界1位と世界3位。それがこの日は156位と225位のマッチアップに変わっていた。両者ともケガ、そして手術を経てランキングは大きく落ちた。特にA・マリーはこれが復帰2戦目。先週の復帰戦では初戦でキリオス(オーストラリア)にフルセットで惜敗し、今大会は主催者推薦をもらっての緊急出場だった。

 「第1セットはいいプレーだった。第2セットは少し不安定で、最後の方は少しナーバスにもなった」。長く試合から遠ざかり、相手は強敵バブリンカ。相手のダブルフォールトで試合が決まった瞬間、じんわりと広がった笑みに喜びの大きさが表れていた。

 来週に迫ったウィンブルドンに向けても大きな一歩。ただしA・マリーはまだウィンブルドンへの出場を明言しなかった。「大きなケガから復帰したばかりで、簡単にプレーしますとは言えない。4大大会であれば4時間の試合も覚悟しないといけないから」と慎重だった。2回戦は世界18位のエドムンドとの英国対決。試合をこなし、体の反応を見極めて、焦らずに判断を下すことになる。

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